正しい知識が、不動産売却を成功へ導きます
「高く売りたい」「早く売りたい」など、不動産売却についてのご希望はさまざまでしょう。それでは、その希望通りの売却を実現するには、何が必要でしょうか? まずはぜひ、正しい知識を身につけられることをおすすめします。
こちらでは、舞鶴市の不動産会社「有限会社 丸榮住販」が物件の売却成功のためにも大切になってくる基礎知識をご紹介しています。費用や税金のこと、売却のタイミングなどをわかりやすく解説していますので、ぜひご覧ください。
売却に関する考え方
買主はお互いの希望を実現するパートナー
どれだけ売りたい気持ちがあっても、買主がいなければ不動産売却は成立しません。買主は高額なお金を費やして不動産を購入します。そのため「買っていただく」という姿勢を忘れないことが大切です。内覧スケジュールの調整などではできる限り買主候補の方の意向を尊重し、パートナーとしての良い関係づくりに努めましょう。
物件の良いところはどこですか?
たとえば北向きの物件は一般的にはあまり良くないイメージを持たれがちですが、「その分、南向きに外から見えない庭がある」といったプラスの点を伝えることができれば、これは不動産の大きな魅力になります。まずは売りたい不動産の良いところを見つけ出し、その魅力をしっかりと不動産業者に伝えましょう。
不動産売却時にかかる費用・税金
売却時にかかる費用
不動産売却時には、仲介手数料や登記費用、各種証明書の発行費といった費用が必要になります。また、売却によって利益を得た場合は所得と見なされるため、税金を納める必要もあります。こうした費用を見逃してしまうと、「手元に残るお金が、思っていたより少なかった!」ということにもなりかねません。不動産売却にかかる費用や税金には、以下のようなものがあります。まずは、何に、いくらくらい必要になるのかを、正しく把握しておきましょう。
仲介手数料 | 不動産業者に支払う手数料です。成功報酬のため、取引が成立しない限り支払う必要はありません。金額は通常「売買価格×3%+6万円(+消費税)」で計算されます |
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登記費 | 権利や権利以外に関する変更や抹消にかかる費用です。[住所変更登記][相続登記]などがあります。 |
抵当権抹消費用(該当者のみ) | 不動産に設定されている抵当権を抹消するための手続きにかかる費用です。不動産売却では、住宅ローンの残債をすべて支払って抵当権を抹消してから、不動産を買主へ引渡します。 |
ローン返済費 | 仕組みとしてはローンが残っていても不動産売却を行うことは可能です。しかし実際には完済しなければ売却できないため、残債を一括返済しなくてはなりません。このとき、繰り上げ返済手数料がかかる場合もあります。 |
証明書発行費 | 売買契約などを結ぶ際には、各種証明書の提出が必要です。「印鑑証明書」や「住民票」などの交付を受けるために、証明書発行費がかかります。 |
引越し費・処分費 | 住まいを売却する場合には、次の住まいへの引っ越し費用や、場合によっては仮住まいの費用が必要です。また、家電などを処分する場合は、その処分費用も必要になります。 |
売却時にかかる税金
印紙税 | 不動産売却の際に取り交わす不動産売買契約書には、印紙税が課税されます。印紙税の金額は取引金額によって異なります。 |
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登録免許税 | 住所変更登記、相続登記低当権抹消登記の際にかかる税金(印紙税)です。 |
消費税 | 不動産売却において、土地を売却する場合には消費税は課税対象となりませんが、建物には消費税がかかります。 |
不動産譲渡所得税 | 不動産の売却によって生じた所得(利益)に対してかかる税金のことを指します。 |
住民税 | 不動産の売却によって利益が出た場合には、所得と見なされます。そのため、住民税などの支払いが必要になります。 |
不動産会社の選び方
地域専門の会社であるか
地域密着型の不動産業者は、地元を中心に限られたエリアの不動産だけを取り扱っています。エリアが限定されている分、その地域の情報に精通しており、エリア内で過去に行われた取引記録を新しい取引に活かすことも可能です。土地勘があるため取引がスムーズに進みやすいことも、地域専門の業者ならではの強みでしょう。また、マニュアルを重視する大手業者と比較すると、迅速で柔軟な対応ができることも大きな特徴です。より細やかでスピーディな対応を希望されるのであれば、こうした地域密着型の業者が適していると言えるでしょう。
不動産会社の得意な事業は?
不動産会社の中には、賃貸物件が得意な業者や、売買業務が得意な業者、とくに売却の実績が豊富な業者、開発事業に力を入れている業者というように、それぞれの得意分野があります。そのため、不動産売却を考えているなら、もちろん売却実績が豊富な業者を選ぶと安心です。さらに、一戸建てかマンションか、事業用物件かといった細かい部分まで業者の得意不得意を見極めて選ぶと、後悔のない売却が実現できる確率は高くなるでしょう。業者の得意分野はホームページの事業紹介などを見るとある程度把握できますので、業者を決める前に、確認しておくことをおすすめします。
その会社、その担当者は話を親身に聞いてくれますか?
不動産売却を成功させるためには、専門知識や経験が必要になります。しかし不動産を売却する方の多くはそういった知識や経験をもっていないため、そこを補い、取引を成功へ導くのが私たち不動産会社の役割です。ただ、「なぜ、どのような目的で、どのように売却したいのか?」というお客様のお悩みやご希望の部分をしっかりお聞きすることは、売却を成功に導く上でとても重要です。中には売主の話を聞かずに会社や担当者の考えだけで売却を進めようとする業者もありますので、会社や担当者に親身になって話を聞く姿勢があるかどうかを見極めましょう。